結婚式は花嫁にとって特別な一日。ウエディングドレス姿を美しく披露する結婚式当日の立ち居振舞いについてご紹介いたします。好印象に、これからお二人を応援してくださるゲストの皆さんと素晴らしい時間を過ごしてください。
結婚式の当日
結婚式の当日は、常にゲストの視線が注がれています。一生に一度の特別な日、結婚式には好印象を与えるきちんとした立ち居振舞いで、ウエディングドレス姿で過ごすためのポイントをおさえましょう。立ち居振舞い次第で、ウエディングドレス姿も大きくかわります。上品な印象を持っていただくためにも美しい動作を身につけましょう。これからの人生でも役立つヒントになるかもしれません。
ウエディングドレス姿、立ち方
ウエディングドレス姿の立ち方のポイントは、おへその下からすっと引き上げるように真っ直ぐな姿勢で立ちます。腕を前にして手のひらを重ねます。足は、少し片足をずらして立つと安定感が出ます。
ウエディングドレス姿、座り方
ウエディングドレス姿、座り方のポイントは、椅子の背もたれにもたれず、椅子に浅く腰掛けます。そのとき、膝下を揃えて斜め気味に座るとウエディングドレスの裾がキレイに流れて上品な印象に見えます。頭から尾骨まで一直線になるように背筋は伸ばします。
ウエディングドレス姿、新郎新婦並び方
美しいウエディングドレス姿を披露する新郎新婦の並び方は、IからWE(わたしから私たち)をイメージしましょう。夫婦、お二人を意識します。肩がふれあう程度の距離感がポイントです。
ウエディングドレス姿、お辞儀の仕方
ウエディングドレス姿でキレイなお辞儀の仕方は、新郎様と腕をそっと組みます。あまり深すぎず、45度くらいの会釈を心がけるとよいでしょう。お辞儀をしたら、お姫様のようにゆっくりと1、2、3、4、5と数えて頭を上げます。頭を上げるタイミングをふたりで揃えるようにしましょう。
ウエディングドレス姿、歩き方
新郎様と軽く片方の腕を組みます。目線は前に向き、新郎様に新婦様の歩くペースに合わせていただきゆっくり歩きます。新郎様にリードをしていただくとよいでしょう。
ウエディングドレス姿、シーンごとの動き方
ウエディングドレス姿の立ち居振る舞いの基本的なポイント、立ち方、座り方、並び方、歩き方、お辞儀の仕方をマスターしたら、次はシーンごとの動き方、立ち居振舞いをマスターしましょう。
シーンごとの立ち居振舞いをご紹介いたします。
ウエディングドレス姿、挙式の振る舞いかた
人生の門出、結婚式。誰もが緊張する神聖なシーンです。昨今、挙式リハーサルは当日挙式前30分ほどでリハーサルを直前におこなうことが多いため、当日は慌てることがないように挙式の振る舞い方についておさえておきましょう。
ベールダウン
ベールダウンとしてくださるお母様と向き合います。お母様と目を見ましょう。その後、ウエディングドレス姿の花嫁様は膝を曲げて中腰になり頭を下げます。
ベールアップ
ウエディングドレス姿の新婦と新郎が離れすぎているとスムーズにベールアップがしずらいため気をつけましょう。
誓いのキス
新郎新婦は、なるべく近づきます。ウエディングドレス姿の新婦の肩にそっと両手を添えて、ゲストの方に顔を傾け、ゲストに頭を向けないようにして誓いのキスをします。
ウエディングドレス姿、披露宴の場面
挙式から披露宴。緊張感が和らいで、姿勢がみだれないように注意をはらいましょう。披露宴でのウエディングドレス姿は、ゲストの視線や写真撮影を意識しましょう。
ゲストに挨拶をするとき
なるべく目線を上げて挨拶しましょう。
ゲストの挨拶やスピーチを聞くとき
美しいウエディングドレス姿、背筋をピンと伸ばして、手は腿の上に、話をしているゲストの方に身体がとむけて、その人の顔を見てスピーチを聞きましょう。スピーチ中に食事をするのはNGです。
食事をするとき
せっかくのウエディングドレス姿です。食事中は、顔をお皿に近づけないようにしましょう。少しづつフォークで取って口に運びます。おもてなしの立場ですので、食事に夢中になるのはNGです…。
花嫁の手紙のとき
花嫁の手紙のときには、手紙は両手で持ちましょう。新郎がマイクを持って新婦の口元に、新郎のもう片方の手は新婦の腰にまわします。新郎に「花嫁の手紙」のシーンを支えてもらいます。
まとめ
美しいウエディングドレス姿を披露したい花嫁様の結婚式当日の立ち居振舞い、立ち方、座り方、並び方、歩き方、お辞儀の仕方、挙式中のベールダウンのとき、ベールアップのとき、誓いのキスのとき、披露宴中のゲストに挨拶をするとき、あいさつやスピーチを聞くとき、食事をするとき、花嫁の手紙のときを紹介して参りました。ささやかなご参考になさっていただければ幸いです。
オードリーのように愛する心を忘れないように。
For Beautiful Life